輪行袋にしまう練習〜初心者の悲劇〜
こんにちは。
今回は、輪行袋(grunge carry)にクロスバイクをしまう練習をして失敗した件についてです。
思ったより長くなってしまったので端的に書くと、スタンドをつけては袋にしまえねえのかよ!というだけなのですが……
初心者の方はどうぞ読んでいっていただければ嬉しいです。
もともと自転車をしまう場所に悩んでいました。
いくらエントリークロスバイクといえ、自分にとっては高い買い物でございます。それに加え、アパートの駐輪場は狭く、ママチャリも既に置かせてもらっている身としては2台目も置かせて欲しいというのはあまりに図々しいと自分でも思います。(ママチャリは愛用しているためまだ捨てるつもりなし)
というわけで、室内保管をしたい。しかし、賃貸で壁に穴を開けられない。ワンルームで狭い。
いろいろなバイクラックやハンガーを見ましたが自分の狭い家に導入するには大変そうです。そしてそれを検討している間も自転車はどこかに保管しなければなりません。
悩んだ末、輪行袋に入れるのはどうか?と思いつきました。
もともと帰省する時や旅行の時に持っていきたいなとうっすらと考えていたので、保管の時毎回やれば手早くできるようになるしいいかもしれないと思い、
Amazonでgrunge carryという輪行袋を買いました。
買った理由は『どうやらこれが1番簡単らしい』からです。
フレームサイズが大きすぎるとこの輪行袋は使えないようですが、自分のものは規格に合っていました。ラッキー!
しかし、後輪を外さなくても入れられる他商品と勘違いをして買っており、届いた後に気づきました。
あー、後輪外さなきゃいけないのか……。
スポーツバイク慣れした方々にはわからないかもしれませんが、ママチャリユーザーの初心者からすると『タイヤを外す』という行為はハードルが高いのです。
実際自分はクロスバイクを買った初日に前輪を外す練習をしたのですが、
・クイックリリースレバーの反対側のナットの緩め方の加減がわからない
・クイックリリースレバーが固くてタイヤをはめられない
・タイヤをどうにかはめた後、ディスクブレーキから異音がして翌日自転車屋に再び行くはめに
という苦い記憶がありました。
自転車屋さんももしかすると初日からいきなり前輪を外すとは想定していなかったのかもしれません。あらためてコツや力加減を教えてもらい、ディスクブレーキも調整してもらって事なきを得たのですが、チェーンやギアがない前輪でこれなら後輪はもっと大変だろうな……と容易に想像がつきます。
しかし!それでもやらなくちゃいけないのです、輪行袋は届いているのだから!!
クロスバイクを部屋に搬入し、後ろのギアを1番外側(1番大きな数字)にします。
自分は自転車をひっくり返してペダルを手でくるくる回しながらレバーカチカチでやりました。
動画とか見ててもここらへんは解説すらなかったりする、慣れた人には当たり前のことなんでしょうな( ´:ω:` )
ここで現状を写真にとって戻すときのために保険をかけます。
さあ!まずは前輪から外すぞ、
クイックリリースレバーをひらいて、ナットをゆるめて、ナットを手で固定してレバーを緩めます。
ああ、怖い……。ブレーキのディスクが精密機器感を増していてより怖い。
外れた。見苦しくてすいません。
タイヤバッグに入れてっと。けっこうギリギリなんですね……。ディスクぶつけたらどうしようとかびくびくしっぱなしです。
よし、次は後輪行くぞ。
後輪はクイックリリースレバーをゆるめるだけで外れるそうで、チェーンだけ気をつければいいんだとか。
これでいいのか。後輪、ごついです。チェーンのいろいろある部分もごついです。果たして戻せるのか?
解体終わり。では輪行袋に入れていきます。が。
結論から言うと入りませんでした、スタンドが邪魔で!!
完全にリサーチ不足。
ただ保管の面で言えば、この写真のようにタイヤだけ外してフレームは逆さに置いておけば、場所も取らないし床も汚さないのでこの状態でいいかなと思い始めました。
あー、スタンド。六角レンチを持っていないから外せないスタンド。
立てても畳んでも袋には収まりません。
せっかく純正のものを買いましたが、輪行するならこいつはつけておけませんね。うーん……。
まあ、タイヤを外すことはできたし保管の仕方も見つかったので良しとしましょう。
しかし、このタイヤを再びつけることはできるのかが大問題ですね。
ママチャリではタイヤなんて絶対外しませんからなかなか面白かったです。
ちなみにこの輪行袋は慣れると2分でしまえるらしいのですが、ほんとかよ?という気持ちです。
それではまた。